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修復看板の現地調査
既存看板を活かしつつデザインの一新

設置場所は通りに面したモデルハウス。既に設置されている看板の板のみを新しくするというご依頼でした。現地調査をし、採寸、文字の見え方や大きさの確認、デザインなどのご要望をお伺いしました。錆びや亀裂など損傷が激しく、太陽光による劣化もありました。また「OPEN」と「CLOSE」をマグネットで付け替えられる使用になっていました。

デザインはおまかせ
情報はシンプルに

「とりあえずデザインを見てみたい」「どんな風になるか教えて欲しい」という風に今回のようなおまかせでご依頼されるケースは非常に多いです。このような場合はお客様のホームページや名刺などからキャッチフレーズやイメージカラーを引用することが多いです。

デザインのご提案

カラー違いで２種類、レイアウト違いで２種類のデザインをご提案させていただきました。イメージカラーはホームページからの引用となります。走行中の車からも認識できるように２色の配色。特にOPEN／CLOSEは大きく見せたいとのご要望があり、ゴシック体で大きくシンプルに作りました。

デザインにおいて「色使いは３色まで」とよく言われます。３色以上使ってはいけないというわけではないですが、幾つもの色を使うとユーザーの目線も散り、全体のイメージもバラついてしまいがちです。看板のように走行中に注目させたいなら２色、案内なら３色が望ましいと思います。道路標識を例に、工事中や踏切などの警戒標識は２色、速度や重量などの規制標識は３色です。

デザインの決定

配色は黄色と黒色の２色に決定となりました。キャッチフレーズは不要ということで削除しました。デザインのおまかせは、不要なものが入っていたり必要なものが入っていなかったりすることがあります。看板は最初のデザインから追加や削除を繰り返しながら完成させていきます。

仕上がり

校了から約二週間で仕上がりました。今回は職人とお客様とのスケジュールが合わなかったため日程調整が必要でした。施工日が確定しましたら事前にお客様へご連絡をさせていただいております。午前中から作業を行うことが多いです。今回のお客様は最初だけ立ち合い、その後お仕事に戻られました。作業は２時間。下地の状態によっては作業時間も変わってきます。

上版板：W1000mm×H500mm×１枚
下版板：W1000mm×H350mm×１枚
OPENマグネット：W800mm×H200mm×１枚
CLOSEマグネット：W800mm×H200mm×１枚

設置場所を現地調査
隣地様の畑を一部お借りして設置

設置場所は通りに面した盛土。道路から2ｍほど高いため、道路からの見易さは期待できそうです。線状降水帯のような集中的な大雨でも崩れることが無かったので安心しました。周りの草木が成長するにつれ、看板が隠れてしまう恐れがあるため、地上から約1mほどの高さに板を設置する予定です。

場所がわかりづらいため
目印となるような看板にしたい

【H様のご要望】
・費用は補助金内に収めたい
・サイズは600mm×1000mm
・どんな内容にするか教えて欲しい

まずはご提案としてサイズ別の設置イメージをお送りしました。
・補助金内で作れるサイズ
・看板として効果的なサイズ
・道路の広さを考慮したサイズ

サイズによって費用はもちろん、文字や画像の大きさ、情報量も変わってくるため、最初のサイズ決めは非常に重要です。

600mm×1000mmに決定
サイズに合うサンプルのご提案

お客様のロゴやイメージを反映

お客様から「こんな感じにしたい」「この画像を使って欲しい」などイメージを送っていただくことがあります。今回は「ロゴ」「色」「レイアウト」のご指定をいただきました。

ロゴの画質が荒かった

残念ながら、いただいたロゴデータは解像度が低く、画質が非常に荒かったため、看板に使用できませんでした。今回はリメイクできそうなロゴだったので作り直ししました。店名のCure LeadのCは月の形にしてほしいとのご要望もありました。

デザインのご提案

ロゴを丸で囲ってほしいとのご要望があり、丸があるタイプと、丸がないタイプの２種類をご提案いたしました。実際に形にしてみて「イメージと違う」ということはよくあります。違うデザインも見ていただくことで、比較しやすく、新しい発見にも繋がります。モノづくりで大切なことは一緒に作っていくことです。

白背景と黒文字に決定
店舗情報を反映

デザインの方向性が決まったところで、お店の情報やキャッチフレーズなどを反映していきます。今回はお客様自身で作成されたデザイン案を元に幾つか作成いたしました。白背景と別に「カラー帯を入れたアクセントのあるデザイン」もご提案いたしました。QRコードも新しく作り替えをいたしました。

アクセントのあるデザインに決定
さらに店名を加えて完成

当初はシンプルな白背景でしたが、最終的にアクセントのあるデザインに決定しました。デザインは好みもありますので、最初の段階でこれが一番とは決めにくいものです。写真や文字、レイアウトなどを組み合わせていくうちに、理想により近いものになっていくことが多いです。

仕上がり

校了から約一週間で仕上がりました。今回は職人とお客様とのスケジュールがマッチしたので、直ぐに施工ができました。板は強度のあるアルミ枠を使用。一般的には木枠で作ることが多いです。木枠は安価ですがアルミ枠に比べて強度が落ちます。それは経年劣化で木が瘦せくるからです。作業は３時間。土の状態や質など、掘削の進み具合によっても作業時間は変わってきます。

板：W1000mm×H600mm×２枚
柱：H2400mm×２本
全高：1700mm（根入れ：700mm）

設置場所を現地調査
高さや角度などをお客様と検証

設置場所は駐車場の角。道路の両方向から見えるように表裏の二枚看板となりました。また奥の壁面看板が隠れないように、地上からの高さを十分に検証しました。

わかり易くシンプルなデザイン
看板の長さを検討したい

【オーナー様のご要望】
・サイズごとの見栄えを確認したい
・予算を抑えたい
・ロゴと店名を載せたい
・Pを大きく

…などなどご要望をお伺いした上で、デザインを幾つかご提案いたしました。実際にのサイズ感や見栄えがわかるようなサイズ別の設置イメージもお作りました。

使用する板は1800mm×900mm。1800mm×450mmなら一枚の板から二枚作ることが可能です。予算を抑えるために高さを450mmにしました。

W1200mm×H450mm

W1500mm×H450mm

サイズ別の設置イメージ

W1500×H450に決定
メイン看板と同じデザイン

お店のメイン看板と同じような「木目の背景」に決定。

仕上がり

校了から約１ヶ月弱で仕上がりました。野立看板の壁面看板と違い、掘削作業があります。掘削は土の状態や性質などが影響します。実際に掘削してみないとわからないので、費用や時間など多めにみていただくことをお勧めします。今回は照明機器はつけておりません。照明機器を取り付ける場合は別途電気工事が必要になります。作業は４時間、午前中から作業し昼過ぎには終了しました。

設置場所を現地調査
目的に合わせたサイズとデザイン

設置場所は駐車場にある倉庫の壁。壁に換気口があり塞ぐことができないため全面ではなく一部のみとなりました。また看板の前にバイクを置いて撮影ができたらという理由から、高さは腰上辺りまでと決定。

ライダー達との思い出が詰まったデザインにしたい

【オーナー様のご要望】
・愛車の画像を使いたい
・バイクをイラスト調に
・QRコードを載せたい。
・ライダー達の写真を使いたい
・愛車と写真で二分割したい。

…などなどご要望をお伺いした上で、デザインを幾つかご提案いたしました。特にライダースカフェと一目でわかるためにも、バイクを大きく見せることに重点を置きました。オーナー様の愛車をもっとカッコよく魅せる方法はないかと考えたところ、バイクの中に写真を散りばめることを思いつきました。

デザインの決定
完成イメージで最終チェック

【修正希望１回目】
1）写真の差し替え

仕上がり

校了から約１ヶ月弱で仕上がりました。下地を入れる場合と入れない場合があります。下地を入れないほうが安く抑えられますが壁の凹凸を拾います。下地を入れることで綺麗に仕上がります。オーナー様は下地を入れる方法を選ばれました。作業は２時間、午前中から作業し昼には終了しました。

反響

ライダー達が写真を撮ったり、写真の中から自分を探したり、SNSに投稿したりされてました。どの時代も写真の中の自分探し、友達探しは楽しいもんですね。オーナー様から「画像は毎年更新していきたい」「次はバイクをもう少し大きくしたい」と、次の展開をいただきました。次回は下地作業が省かれるため、安く仕上げることができます。次は一年後ですね。